『機能性食品・化粧品マーケティング目利き委員会』は、道内のバイオ企業において最大の課題となっている「マーケティング能力の向上」を図るため、広告、食品卸、通販、主婦マーケティングの専門家が目利き委員となり、参加企業の販売戦略や商品開発の課題解決に向けたアドバイスを行う事業です。目利き委員は、㈱東急エージェンシーTMS本部買場ISC研究所長 太田氏、㈱日本アクセス商品本部食品安全管理部長 後藤氏、マムキャン代表・㈲PLAN-A代表取締役 竹本氏、楽天㈱楽天市場事業北海道エリアGサブマネージャー藤井氏の4名です。

7月30日から8月24日の募集期間に7社からの募集があり、これらの企業が、10月2日の第1回目利き委員会で自社の商品やPR・販売方法等のプレゼンを行いました。プレゼンの中で挙げた、自社へのアドバイスを希望する項目を中心に、4名の目利き委員がそれぞれの立場からアドバイスを行いました。当会会員企業では、株式会社アミノアップ化学様と株式会社北海道バイオインダストリー様の2社が参加しております。

商品の特性を消費者に訴求するうえで、機能性の表示にかかわってくる場合もあり、表示規制緩和の必要性について改めて認識させられました。

今後は、今回の目利き委員会で委員の方々から頂いたアドバイス内容等を、各参加企業を担当するアドバイザーが「目利き診断書」を作成し、10月から11月にかけて個々の企業を訪問し、マーケティング課題の解決をきめ細かくサポート。平成22年2月(予定)には、第2回目利き委員会を開催し、フォローアップを実施し、参加企業各社のマーケティング戦略を完成させることになっております。委員会には、参加企業以外の傍聴も可能となっておりますし、また、各企業へのアドバイス内容やマーケティング戦略作成のプロセスは、北海道バイオ産業クラスターフォーラムWEBサイトで公開されますので、そのノウハウを参考にされてはと思います。

◎株式会社アミノアップ化学様

◎株式会社北海道バイオインダストリー様