ガゴメコンブ由来食物繊維
機能性素材名 ガゴメコンブ由来食物繊維 Kjellmaniella crassifolia Miyabe (Gagome)
素材商品名
機能性分野 免疫調節
機能性素材の由来と概要 函館周辺の限られた地域でしか採れないがごめ昆布に含まれる食物繊維。コンブなど海藻の粘りのもとになっている高分子の多糖類、フコイダンが主成分です。
実施試験
論文1
著者
論文タイトル
雑誌名
巻号 ページ 発行年
要約(和文)
論文1 論文種別 ヒト介入試験 機能性分野 免疫調節
著者 Jun Nishihira et al.
論文タイトル The potential of Gagome to acvtivate the immune system.
雑誌名 Functional Foods in Health and Disease
巻号 7(10) ページ 758-772 発行年 2017
要約(和文) 和文タイトル:ヒトにおけるKjellmaniella crassifolia Miyabe (ガゴメ昆布)のプラセボ対照二重盲検並行群間比較試験:免疫系を活性化させるガゴメ昆布の潜在能力英文タイトル:Double-blind, parallel group, placebo-controlled study of Kjellmaniella crassifolia Miyabe (Gagome) in human: The potential of Gagome to acvtivate the immune system. 背景:海生の褐藻であるガゴメ昆布は専ら日本北部で収穫され、多糖類のフコイダンを主とする機能性成分により免疫系を改善し生活習慣病の予防に役立つことが知られている。しかし、科学的知見のほとんどが動物実験に由来することから、我々はヨウ素の過剰摂取を避けるために少量のガゴメ昆布を用いて、免疫機能を亢進させるその有用性をヒトにおいて調査した。 方法:我々は、食物繊維として200mg(フコイダンとして約80mg)のガゴメ昆布を0.8g/日。8週間摂取する二重盲検、プラセボ対照比較試験(ガゴメ昆布摂取群30名、プラセボ群30名)を計画した。主要評価項目はナチュラルキラー(NK)細胞の活性とし、免疫グロブリン(IgMとIgA)やサイトカイン(IL-12とIFN-γ)などの他の免疫関連バイオマーカーは副次評価項目とした。 結果:本臨床試験期間中に副作用は認められなかった。治療前のNK細胞数が比較的多い被験者群においては、ガゴメ昆布の8週間継続摂取よりNK細胞活性が上昇した(p=0.03)。またガゴメ昆布うう摂取によりIgAの分泌が刺激される傾向も示された。これらの結果は、動物実験同様、ガゴメ昆布の摂取がヒトにおいても生体防御系を強化する可能性を示す。 結論:本研究においては、要素の過剰摂取を避けるためんび少量のガゴメ昆布(0.8g/日)を被験食品として使用し、この用量が特に初期NK細胞数の比較的多い被験者群においてNK細胞活性を上昇させることを見出した。また、IgAについても増加を認めた。これらお結果から、ガゴメ昆布の摂取は免疫応答を活性化させ、免疫系の刺激を介して健康状態を改善させると考えられる。
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機能性素材名 ガゴメコンブ由来食物繊維
形状
色調
風味特性
安全性/加工特性
使用例
荷姿
賞味期限
保存方法
使用・保管・廃棄上の注意
製造工程
会社名
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